前回、たたき台となる 間取り をもらったことで、家のイメージを考え始めることができました。
今回はそれをベースとして シューズインクローゼット とユニット工法特有の 柱問題 についてイメージを膨らませていきます。
シューズインクローゼット
前回住宅展示場に行った時がその住宅展示場の最期だったようで、セキスイハイムも一条工務店も新しいモデルハウスになりました。
一条工務店の新しいモデルハウスに入ったときのことです。
dra「一条営業さんよろしくお願いします。」
一条営業「よろしくお願いします。」
妻「?」
妻「(うろうろ、きょろきょろ)」
dra「ん?」
妻「これぇーーーー!」
dra&一条営業「!?」
突然叫ぶ妻。
なんでもモデルハウスにあったシューズインクローゼット(以下、S.I.C.とします)が理想通りだった様子。
図面として起こすとこんな感じで、玄関扉を入ると右側に引き戸があり、その中に半分土間、半分フローリングの収納がある、そして廊下とつながっている。理想だそうです。
もともと妻とはこんな会話をしていました。
妻「外で使うんだけど外に保管するのは微妙っていうものとかを家の中に保管しておける場所が玄関付近に欲しいなー」
dra「玄関に物置というかデカい収納をつける感じ?」
妻「うーん・・・なんかそんな感じ」
妻「あと、宅配の段ボールとか、ゴミ捨て場に持っていく前のごみとか置けるような感じだったり、コートとかをかけておけるような収納で、家の中なんだけど、外みたいな・・・。」
この会話をしているときはお互い「シューズインクローゼット」なんて言葉は知らず、空中戦をしていましたが、これでお互いの認識が合いました。
さらに欲を言うと、
我々夫婦はS.I.C.を通ってキッチンへ、子供は玄関を通ってリビングへ。とか
家族はS.I.C.を通り、お客さんは玄関を通って。
というような使い方をしたいそうです。
ハイムの間取りに追加してもらう
一条工務店で見つけたS.I.C.が気に入ったため、一条営業に許可をとって写真を撮り、ハイム営業に送ります。
そうして出来上がったのが以前もお見せしたこちらの間取りです。
でもdraからすると、使い勝手的には「まぁまぁ」いいのかもしれないけど、動線的にはあまりよくないのかなーと感じました。
こんな感じで、玄関入ってリビング行く人、S.I.C.を通ってキッチンへ行く人がクロスする、そして、手洗いを利用するとさらに混乱するかなーと。
でも妻曰く、「そこの動線はそんなに重視していない」とのこと。
あれ?そうだっけ?
まぁ確かに言うほどクロスして困ることもないような気もしますが。
柱問題
セキスイハイムで家を建てる場合、どうしても悩みの種になるのが
「柱問題」
セキスイハイムの鉄骨住宅はユニット工法といって、鉄骨を立体的な四角に組んでそれを組み合わせて家の形にしています。一つのユニットは下図のようなイメージです。
(初めて3Dでお絵描きをしたので何か間違っているかも)
これは3.6m×2.4m×2.7mで、俗に言う36ユニットというものです。
実際にはこういうユニットを縦とか横に並べて、2階建てなら上に重ねて家を作っていきます。
下の図は36ユニットを6つ組み合わせた1階だけのイメージです。
2階建てにする場合はこれと同じものを上に乗せることになります。
なのでユニットの組み方や間取りにもよりますが、リビングとかにドカーン!と柱が落ちることもあります。
最初にセキスイハイムからもらった間取りだとこの部分です。
家の中央上の柱はまだ壁の一部として許せるとしても、リビングと和室の間にある柱は「ザ・柱」なのでちょっと・・・。
一応、「キッチンに立っていても和室にいる子供が見える」というのも理想ではあるので、柱が邪魔にもなります。
この柱、1本が10センチ角の柱となっており、家の中央の部分だと柱が4つ組み合わさっているので、およそ20センチ角の柱になってしまいます。
これがなかなか存在感あります。
完成見学会に行った時にも同じようなLDK&和室の配置があり、やはり柱が気になりました。
さあ、「柱問題」どうなる。
間取り を考える生活が始まる
最初にもらった間取りがたたき台となり、自分で間取りを考えるキッカケとなりました。
まずは1階、ということで1階に必要なものとそれらのある程度の大きさは決まってきました。
- キッチン:3.6m×2.4m
- ダイニング:3.6m×2.4m(ここはもう少し小さくしてもいいかも)
- リビング:3.6m×2.4m
- 和室:2.7m×2.7m(畳1枚が大体0.9m×0.9m)
- 階段:1.8m×1.5m(廻り階段の場合)
- 浴室:1.8m×1.8m
- 洗面脱衣:1.8m×1.8m
- トイレ:0.9m×1.3m
これらをパズルのようにグルグルしながら方眼紙に書き込んでいきます。
これが意外と楽しい。
毎晩、ネットでいろんな間取りを見ながらパズルをする生活が始まります。
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