セキスイハイムの 54ユニット で広いリビングを作る!

この記事は約6分で読めます。
セキスイハイムの54ユニットで広いリビングを作る!

35坪程度の家をセキスイハイムで建てようとすると、36ユニットと45ユニットの組み合わせを紹介されることが多いと思います。しかしdraは最終的に27ユニットと 54ユニット の組み合わせにしました。
今回は36-45の組み合わせのデメリットと、27-54の組み合わせのメリットを紹介します。

スポンサーリンク

最初は36-45の組み合わせで考えていた

御多分に漏れず、draも最初は36ユニットと45ユニットの組み合わせで考えていました。
だってそうやって提案されるんだもん。

最初の間取り、36ユニット(右側)と45ユニット(左側)の組み合わせ

なので、この組み合わせが普通なんだと思い、27ユニットや54ユニットなんてもっと広い家を建てる人が使うもんだと思っていました。

36-45のデメリットとは

ところが、キッチン・ダイニン・グリビング・和室をL字に並べようとするとどうしても邪魔なものが現れます。
そう、ユニットの柱です。

36-45ユニットの組み合わせでの柱の位置

和室とリビング、ダイニングの間に柱があります。
この柱、とても邪魔だと思いませんか?

dra家では「キッチンから和室で遊ぶ子供が見える」というのが一つの条件でもありましたし、見た目的にも狭く感じてしまう、動線の邪魔になるというのがとても気になりました。

そして自分で間取りを作成して、この柱が気にならない間取りを何パターンも考えました。
キッチンを真ん中に持ってきたらどうか。
キッチンとダイニングを繋げたらどうか。
リビングと和室を入れ替えたらどうか。
キッチンの奥(北側)にダイニングを持っていき、和室と近づけたらどうか。
キッチンの奥(北側)に和室を持っていったらどうか。
南側にLDKを並べてみたらどうか。
36-45ユニットの左右を入れ替えたらどうか。
ユニットを縦に使ってみたらどうか。

が、それでもなかなか納得いくものが作り出せませんでした。
良い感じ!と思うものができても、階段や風呂洗面などがうまく納まらなかったりするんですよねぇ・・・

まぁ、素人が間取り作っているので限界はありますが・・・

27-54を提案される

ある日のこと。

営業「私の手書きで申し訳ないんですが、こういう間取りもいいかなって思うんですよ。」
dra「どれどれ・・・」

27-54ユニットを使用した間取り

dra「・・・!?」
dra「54ユニット使っとる!

営業「さすがです!気づくのが早い!」
dra「間取りは腐るほど見てるし、描いてるからね(笑)」
dra「これは・・・可能性広がるね!」

ということで、間取りづくりにおいて新たな道が拓けた気がします。

27-54のメリットとは

35坪程度の家を作る場合での、27-54ユニットを使用するメリット、
それは何と言っても広いリビングを作れることです。

セキスイハイムの営業と話をするとおそらく多くの方がこの言葉を言われると思います。
「鉄骨だけで家を支えるので間取りの自由度があり、広いリビングを作ることができます!」

実際、セキスイハイムの鉄骨住宅では「耐力壁」というものが存在しません。
木造住宅の場合、耐震強度を上げるために耐力壁が必要となり、それが間取りを作る上での制限になったりします。

しかしこの営業の言葉にも裏があります。
そう、広いリビングを作ることはできますがそのリビングには柱ができるのです。

柱があるリビング
引用元:https://www.sekisui-famis.com/case/gallery-13-04.html

スマートパワーステーションの場合、鉄骨を組み合わせたユニットによって家を組み立てます。
なのでユニットが隣り合う場所にはドーンと柱ができます。
これを許容できるかどうか・・・
dra家の場合は

・見た目にも美しくない
・動線の邪魔になる
・子供が走ってぶつかるかもしれない
ということで許容できませんでした。なので、36-45ユニットの間取りづくりで悩みに悩んでいました。

ところが、54ユニットを使用することで、ある程度の広さは確保しつつも、柱が壁の中に納まる間取りを作成することができます。

ちなみにこの柱、オプションで抜くことができます。
セキスイハイムでは「Cレン工法」と呼んでいますが、鉄骨に補強を加えることで柱を抜くことができるので、これを使用すれば本当の意味での大開口リビングを作ることができます。
ただし、金額が50万円ほどかかるそうです。

金額はどうなる?

さて、ユニットを変更したことによって金額がどの程度変更になるのでしょうか。
54ユニットは他のユニットよりも補強が多めに入っているので単純に大きくなっただけの金額ではなく少し割高ということは以前から聞いていました。

もともと36-45ユニットで、このような組み合わせでした。
・36ユニットが6個(1階3個+2階3個)
・45ユニットが6個(1階3個+2階3個)

これが27-54ユニットに変更したことによって64000円の金額UPとなりました。

あれ?その程度なの?
いや、裏がありました。
dra家が見積もりを取ったタイミングでちょうど間取りの変更の見積もりも重なり、ユニットの数が変わってしまいました。
27ユニットをまるまるバルコニーに変更したため、下記のようになっています。
・27ユニットが5個(1階3個+2階2個)
・54ユニットが6個(1階3個+2階3個)

そのため実際にユニット1個当たりどのくらいという金額を計算することができませんでした。
そして、27ユニットを丸々バルコニーに変更したことによって延べ床面積が減り、こちらの減額が132500円となりました。

結果として、-70000円程度でユニットの組み合わせ27-54ユニットに変更できたことになります。
(いや、延床も減ってるから合わせて計算してはいけないのだけれども)

間取りを作ってみた

さて、ここから間取り試行錯誤の日々が再び始まりました。
54ユニットを使えるようになったことで自由度がだいぶ広がりました(最初から制限されていないんだけども)。

ということでできた間取りです(汚くてすみません)。

54ユニットをつかって描いた間取り

そして図面にしてもらいました。

図面に起こした1階の間取り

これがほぼ完成形に近い間取りです。
LDK・和室をどうしたかというと、配置はL字で同じですが、和室を「和室」として固定するのをやめようと考えました。
・子供が小さいうちは置き畳を9枚(4.5帖)にしてリビングを狭く
・子供が大きくなるにつれて、置き畳を6枚(3帖)にしてリビングを広く
・いずれは畳を無くして広いリビングにする
・老後は壁を増設して寝室にする(1階だけで生活できるようにしたい)

つまり
時とともに変化するリビング!

というコンセプトです。我ながら素晴らしいアイデア。

まとめ

さて、54ユニットを使うことで悩んでいた間取りに活路が見えてきました。
もうすぐ完成です、が、もう少し変化が加わります。
「1階だけで生活できるようにしたい」というコンセプトに則ってもう一つあるものを加えます。

今回は54ユニットのメリットについて書いてきました。
dra家は予算の関係で27-54ユニットの組み合わせにしましたが、もっと予算に余裕があれば36-54とかの組み合わせにすると間取りの自由度も上がります。
いずれにしても54ユニットを使用することで本当の意味での「広いリビング」というものを実現できるのでオススメです!

これから間取りを決める方は是非参考にしてみてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
間取り
スポンサーリンク
よし!セキスイハイムのGRで家を建てよう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました