前回の続き で、 スマートパワーステーションGR の契約に至るまでの話になります。
GRのソーラーは3面で十分?
dra「ちなみにソーラーはいくつ載っているんですか?」
営業「ソーラーなんですが6.76kWになります。」
dra「ありゃ?そんなもんなんですね。」
所長「一応現在の見積もりですと、天頂、東面、南面の3面にソーラーをつけてこの容量になります。」
dra「西側にはつけないんですか?」
所長「つけてもいいんですが、あまり効率が良くないといいますか、こちらをご覧ください。」
といって出されたのがSIM-Heimといわれるセキスイハイム独自のソーラーに関するシミュレータの結果です。
3面 (天頂・東・南) | 4面 (天頂・東・南・西) | |
容量 | 6.768kW | 9.192kW |
蓄電池容量 | 12kWh | 12kWh |
年間の電気代 | 21530円 | -21320円 |
ソーラー設備費 | 約230万円 | 約310万円 |
ということで、約80万円の差を年間4万円で賄うので、元を取るのに約20年かかります。
こんな単純な計算ではいかないとは思いますし、「ソーラー自体が元を取るのに」というソーラー反対派の意見もありますが、draは必要だと考えているので3面でつけることにしました。
dra「ほー、意外と差は出ないんですね」
所長「そうなんです。ソーラーの容量が大きくなっても売電量が増えるばかりで、今は売電価格が17円なので、あまりお得にならないんです。」
所長「今は発電した電気を売って儲けるよりも、発電した分を自家消費して如何にして買う量を減らすかという考え方にシフトしてきています。」
dra「なるほど。じゃあどっちかっていうと蓄電池を大きくしたほうがお得にできるというわけですね。」
所長「そうかもしれませんね。」
dra「アウトランダーに蓄電できることを考えればもう少し電気代も抑えられる可能性はあるということですね。」
所長「そうです。そこの効果は大きいと思います。」
住宅ローン
約4500万として考え、ローン金利が0.5%として考えた場合、月々の支払いはだいたい
11万6千円
となります。
当初、ざっくり月10万とか考えていましたが、大幅に超えています。
所長「月々の電気代が今よりもお安くなる分や、住宅ローン控除の分を考慮すると大体10万円前後に入ってきますので・・・」
dra「えぇぇぇ~~(それ入れちゃう?)」
一応、事前にこのくらいの金額は覚悟してライフプランを作っていました。
自分の収入・生活費・光熱費・教育費・医療費・雑費・投資運用収入などを考慮し、35年分の収支を表計算ソフトで計算しました。
それによると、子供が小さいうちは何とか暮らしていけますが、大学に入るころから結構厳しくなってくる計算です。
ただし、住宅ローン金利が上がったり、予想外の出費が重なると破綻します。
一応、子供は二人・大学まで公立として考えていますが、もし私立に行きたいとかなるとそれも結構まずいです。
でも、draは持ち前の楽観主義で乗り切ります(おいっ)。
でもでも、妻のこんな一言も背中を押す一つの要因になりました。
妻「子供がある程度大きくなったら私も働くよ」
そして契約へ
dra「(結構粘ったけど値引きはもう出てこなそうだな・・・)」
dra「(これを逃すとまた値上がりするし・・・)」
dra「(妻はハイム気に入ってるし・・・)」
沈黙が30秒ほど続き・・・
dra「うーん・・・じゃあ、よろしくお願いします」
営業「!!!!!」
声にならない声を出しながら立ち上がる営業。
所長「ありがとうございます!」
営業は若干涙ぐんでました。
営業「ダメかとおもいましたぁ~・・・ (´;ω;`)」
印鑑をたくさん押して、名前と住所をたくさん書いて、帰り際。
dra「営業さん、最後に握手しませんか?」
営業「はいっ!是非お願いします!」
若者の震える手をギュっと握って契約となりました。
とにもかくにも
若干勢いでやってしまった感もありますが、無事契約となりました。
まぁ、勢いも大事。
でも不思議と契約した本人はあまり実感がないというか、なにも感じずに印鑑もポンポンポンポン押していました。
そして「来月から値上げ」というのは実際に施行され、それの補填という形でHP上でポイントをもらえるキャンペーンなども始まったようです。
契約から半年程度経ったあと、今の値上がりした状況で同じ仕様で建てるとしたらいどのくらい金額が上がるか営業に聞いてみました。
坪単価も値上がりし、キッチンなどの設備なども値上がりしていて、合計で100~150万円ほど上がるということだそうです。
draの勝手な考えですが、一度値上げしたら下がるのにはかなりの時間がかかる。ということです。
だって、値上げしても売れるものは売れるんですし、材料費等が下がった場合、その値下がり分はそのままハウスメーカーの利益になります。わざわざ利益を減らす必要もないですよね。
どこかのハウスメーカーが「値下げします!」と宣言するまではハウスメーカー同士のにらみ合いになってなかなか販売金額に反映されないと考えています。
それはおそらく半年とか1年とかそういう単位ではなく、3年とか5年とかそういう単位になってくると思いますし、もしかしたらずっと値下がりすることはないかもしれません。
値下げするまで待とうという気持ちでいると、家を建てるのもそれだけ遅れてしまうことになります。
子供が生まれて今のアパートも手狭になってきていますし、キッチンは以前からずっと狭いと感じていたので、値上げがもっと進む前に契約できたのは良かったです。
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