一条工務店で 仮契約 を提案され安易に考えていたら

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契約書
仮契約

前回、一条工務店に行ったときは1時間弱の見学だけでした。1週間ほど空いて2回目の一条工務店です。具体的な話になるのかと思いきや・・・

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なかなか本題に入らない

一条工務店のアピールタイムです。前回はざっくりしか見れなかったので詳しくアピールしたいみたいです。しかしこちらも一条工務店については勉強済みです。

そうです。前回、i-tabを借りて1週間かけて一条工務店について予習したのでした。
最初はタブレットアプリの中で5000円のクオカードがもらえるというクイズをちゃちゃっとやるだけのつもりでしたが、どうやらクイズに回答するには動画をすべて見なければならないとのこと。スキップはできません。
素直な(?)draはちゃんと動画を全部見てクイズに回答し、5000円クオカードの獲得権を得るとともに一条工務店に対する知識をしっかり身に着けます。

一条営業「耐震についてなんですg」
dra「動画で見たやつだ!」

一条営業「窓がですn」
dra「動画で見たやつだ!」

一条営業「・・・」
dra「進研ゼミでやったやt

はい^^

仮契約

一条営業「draさん、一条工務店では仮契約というものがありまして」
dra「ほぅ・・・なんですかそれは」

一条営業「昨今、ウッドショックだったり物価高騰だったりでいろいろなものが値上げされていますよね?他社が値上げしている中で、一条は今まで値上げはしないでやってこれたんですが、ついに来月から毎月少しずつ値上げすることが決まりまして・・・」
dra「なるほど。それで今契約すれば・・・てことですか?」
一条営業「あ、さすがですね!ただ、さすがに契約までというのは二の足を踏んでしまうお客様も多くて、一条工務店では仮契約という制度がございます。もしこれをやっていただけると、今月の単価で確定させまして、後からゆっくりと土地や間取り、内装を決めていただくことができます。」

なんにも考えていないdraは話にのっていきます。

dra「へぇー、こんな間取りとかなんにも決まってない状態で仮契約なんてしてしまっていいんですか?」
一条営業「はい、大丈夫です。ただ、前金といたしまして100万円をいただくことになります。もちろん最終的な金額が決まった時点でその金額から100万円を引きますので、お支払いいただいた金額が無駄になるとか、一条のものになるとかそういうことはありません。また、もし仮契約後にやっぱりやめるとなった場合でも100万円はお返ししますのでご安心ください。」

とのことです。
パッと聞き、とくにデメリットもなさそうな感じ。
その日は印鑑とかも持っていなかったので、次回仮契約しましょうということになりました。

閑話休題 ~WEB内覧~

話が進む中でWEB内覧の話がありました。
なんでも、実際に一条工務店で家を建てた人の家の中をオンラインで見ることができたり、話を聞いたりすることができるみたいです。
これならコミュ障のdraでもできそうです。

当日は自宅のPCからGoogleMeet(だったかな?)に入り、WEB内覧を行います。
大きく二つの構成になっており、

  • 営業とその家の家主が説明しながら家の中を紹介する録画映像をみる
  • チャットを使って質問し、リアルタイムの映像の中でその家の家主が回答する

という流れでした。
急に意地の悪いdraが現れて質問攻めにします。

dra「事前にシミュレーションで提示された光熱費に対して、実際に住んでみてどうですか?」
dra「実際に住んでみて「なんか違うなー」と思うようなことはありますか?」
dra「一条工務店とは別で悩んでいたハウスメーカー・工務店はありますか」
dra「営業の人が隣にいて言いにくいこともあるかもしれませんが、一条工務店のイマイチなところを教えてください。」

などなど、質問タイムの半分以上をdraの質問で埋めてしまいました。
ただ、なぜかネガティブな回答が一つもありませんでした。本当にそんなに素晴らしいのか・・・?

コロナ渦で実際に人に会うこととかも気になったり、そもそも他人と会いたくないという人にはいいイベントです。あと、うちの場合もそうでしたが、小さい子供がいて遠くに行くとか、他人の家に長時間いるとかが大変な場合もあるのでとてもいいイベントだと思います。

質問をするときはチャットになるので、キーボード入力が苦手な人は事前に質問をメモ帳などに張っておいて、コピー&ペーストで済むようにしておくと便利でしょう。
(あれ、一条工務店の宣伝になってるな)

セキスイハイムで一条のことを聞く

次回仮契約しましょうという話をしてからセキスイハイムで打ち合わせがありました。
営業の先輩も同席です。(先輩いると営業が話さなくなるんだよなー)

営業先輩「draさん、一条工務店はどうでしたか!?」
dra「耐震試験とかもちゃんとやってるし、高気密高断熱だし、床暖もあるしで、結構いいですね」
先輩「あぁ~まぁあちらも性能はしっかりしてますからね。ではこちらはこちらで頑張りましょう!」
先輩「ちなみに一条との話はどのあたりまで進みましたか?」
dra「うーん・・・間取りとかがまだ何にも決まってなくて・・・」
dra「それで仮契約という話になって」
先輩「!」

先輩の顔色が変わるのがハッキリわかりました。

先輩「それって~、今仮契約すれば値上げ前の値段でやりますよ~、って感じですか?」
dra「あぁ!そうですそうです!間取りとか金額の話が一切ないのでいったんやるだけやって見積もりとかもらってもいいかなーって」

先輩が機嫌悪くなってきます。

先輩「draさん、それは二重契約といって 違法 なんですよ」
dra「え」
先輩「一条さんは仮契約といっても、法律上は仮契約なんてものは無くて、立派な契約なんです。そうなると二つのハウスメーカーと契約することになりまして、二重契約といって法律で禁止されています。draさんを犯罪者にするわけにはいかないのでセキスイハイムとしては手を引くしかないんです」

わかったようなわからないような・・・

dra「うーん・・・もし私が大富豪で別々の土地に2つの家を建てたくてハイムと一条で、ってことになるとしてもそれはダメなんですか?」
先輩「draさんが本当にそれだけの資産を持っていて、2つの家を建てる意思があるのであれば問題はないんですが・・・」
dra「まぁ金はないっすね(笑)」

わかったようなわからないような・・・

ということで、一条工務店での仮契約を今の段階で行うのはやめておこうということだけなんとなく認識してその場は終わりました。

結局のところ

正直なところ、この件が本当に違法なのかはよくわかりません。土地が決まっていてそこに2つのハウスメーカーで契約するのは二重契約、というのはネット上でも検索すれば出てきました。ただ、draの場合は土地探しから始めている段階です。

また、先輩が言っていたのは「例えば増税の前に一旦金額を確定させておいて、増税後に本契約ということになると、脱税ということにもなる」とのことでした。まぁそれはそれで二重契約とは別の話では…とも思いました。

真実はよくわかりません。もしかしたらセキスイハイムの営業先輩は、draが一条工務店と仮契約したことによってなんとなく心理的に解約しづらくなり、セキスイハイムでの契約を取れなくなる、ということを懸念してわざと大げさに言ったのかもしれません。

ただ、draは法律には疎いですし、先輩も法律の専門家ではないためその場でなんとかしようとしてもどうにもならないです。そして、draとしてはセキスイハイムも悩んでいるわけで、一条で仮契約をしたことによってハイムで話が進まなくなってしまうのは困るので仮契約はいったんやめておく、なのでハイムでの打ち合わせは進めよう、ということになりました。

これを読んでいて一条工務店と他社で迷っている方も、一条工務店で「仮契約」の話が出てきた場合はその場ですぐに契約せずに他社にも相談してみたほうが良いと思います。

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契約前
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よし!セキスイハイムのGRで家を建てよう。

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